アニメ感想「転生王女と天才令嬢の魔法革命」

前評判が良さそうなので観ることにした。

 

感想

魔法がある世界で魔法を使えない主人公が魔法を科学のように扱おうと研究している。そんな主人公が魔法に愛されたヒロインを攫ったことから物語が動き出す。

この時点で私は、明るくて型破りな主人公が魔学によって世界の常識をぶっ壊していく物語なのだろうと期待して観ていた。しかし実際は王家や貴族の政治的ないざこざに終始していた。

それ自体は別に悪くはないのだが、話の展開が所々唐突に感じられた。説明の大部分を省いているらしい。何のために何をしているのかは分かるのだが、何故こうしなければならないのかという必然性に納得できず、話に入り込めなかった。

また、最初のイメージと違って全体的に雰囲気が暗い。シリアスな展開は嫌いじゃないのだが、話に入り込めなければ辛いだけだ。

予想だが、ここからが私の期待していたストーリーの始まりなのではないか。全てのいざこざが片付いて魔学を広めて革命する準備が12話でやっと整ったのではないか。そう考えると続きを観てみたいなあ、とは思ってしまう。

作画は結構良かった。キャラはかわいく描かれているし、アクションも格好良かった。

 

結局のところ、思ってたのと違ったってだけかもしれない。

 

 

 

各話メモ

1話

冒頭から戦闘シーンがかっこいい。作画もキャラデザもきれいで良い。アニスは元気いっぱい前向きで明るくて見ていて気持ちが良い。喋り方は現代的というかネット用語っぽくて、世界観から浮いていて、普通のアニメだったら嫌なんだけど、転生者らしいキャラ付けとしては良いと思う。

これから何をするのか分からないが、主人公のアニスのやろうとしていることは面白そうなので、続きを観ていこう。

 

2話

アニスがおっさんみたい。でも意外と包容力はあるらしい。

魔学で作るものは工業製品の模倣品か。これらを世界に売り込むのかな。世界にどんな影響を与えていくのかに注目していきたい。

エンディングはチカチカ目に悪い。

 

3話

役目を失って空っぽになったユフィリアにとって、せわしないアニスは救いになるのかも知れない。

お父さんが励ましたいのは分かるけど言い方がストレート過ぎる。生きる意味が分からなくなっちゃうよ。

 

4話

アルくん劣等感からの反発ってことで良いのかな。

 

5話

ユフィリアがいなけりゃアニスは破滅してそうだ。

 

6話

何もしてなくはないな。何のために胸触ったの。無自覚に自分の魔法に巻き込まれてただけかな。アルくんは知ってて利用してたのかも。

チカチカエンディングが差し替わってた。クレームあったのかな。

 

7話

謝っても魅了で許されてるって思ったら気分悪い。

平気で血を吸わせるメイドってなんなんだろう。

演説は言ってることは良いけど、なんか弱い。パンチが無い。

 

8話

メイドが魔法を使えることに驚いた。そういう血筋なのか。

魔石デカいし体に入れても何ともないのは何故だ。

魅了の力で魔法による格差を無くそうということか。派手にやらかしてる気がするけど、力を使えば何とかなる。アニスは魔学で平和的に解決しようとしているけど、継承権を放棄しているのはマズいか。今回対立しているのは普段のコミュニケーション不足ではないかと思う。

 

9話

確かに殺し合う必要は無かったかな。

国と姉のために悪役を演じていたってことか。

 

10話

アニスはまた突き放してる。すぐに受け入れて諦めるのは良いけど、また親しい人に悩ませてしまっていないか。

精霊契約者で金髪ってことはそういうことなのか。それをやってもアニスは悲しみそうだ。

 

11話

冒頭、すごく気持ち悪い。せめて目の前で言うな。やっぱりアニスは相当舐められてるのか、王家自体が弱いのか。

勝負?戦うの?

 

人間味を無くすために影色を無彩色にするのは一般的なのかな。

 

12話

結局精霊契約するしかなかったのか。

最後の魔学が普及していく様子が一番観たかったけど終わってしまって残念。

 

以上。