spotifyのプレイリストにクラシック音楽をまとめたプレイリストがある。
全部で152曲16時間21分もある。
私は今までクラシック音楽をあまり聴いてこなかったので、クラシック音楽が何なのかもよく分かっていない。このプレイリストを聴きながら調べてやっと時代区分やジャンルや作曲家にどんなものがあるのか何となく分かった。
プレイリストの中身はバロック音楽から近代の映画音楽まで幅広い。何となく聞いたことがある曲も初めて聞く曲もたくさんある。逆にテレビでもよく使われるような曲が入っていないこともある。クラシック音楽には長い長い歴史があるので、オールジャンルの詰め合わせをしようとすると、どうしても有名な曲でも外すしかなかったのだろう。
よく知られる曲がなぜよく知られるのか、なぜテレビでよく使われるのか、というのがなんとなく分かった。そういった曲は主題、メインになるメロディが分かりやすい。キャッチーなメロディを使っている。
プレイリストの中には結構わけの分からない曲も多い。コードを全音符で1小節ごとに切り替えているだけにしか聴こえない曲もあった。別にそれが悪いということではない。現代のダンスミュージックにもビートが主体で緩やかに展開する曲がある。それを聴く人が好きと言うかどうかだ。
今まで曲の名前も作曲家の名前も全く知らなかったが、初めて聴いてみて好きだと思った曲がいくつかあった。
曲名は忘れてしまったが、ドミトリー・ショスタコーヴィチ氏とジャン・シベリウス氏の曲が気に入った。切なさと明るさを併せ持っている気がしたからだ。
何度か繰り返し聴くと感じ方も変わってくるだろう。お気に入りの曲を増やしていきたい。
あと、クラシック音楽の楽譜は著作権が切れているものが多い。有名な曲は100年以上前に作られたものばかりなので当たり前だ。
IMSLPというサイトでそういった楽譜のPDFを無料で閲覧およびダウンロードできる。お気に入りの曲を楽譜を見ながら聴くのも良いし、好きな部分をDAW上で再現してみて感動する理由を探るのも良いかもしれない。
実際この前、G線上のアリアの原曲を打ち込みながら、色々調べつつ聴いていたら、バッハすげーってなった。音楽が高度なパズルのように見えた。
音楽って無限に続けられる趣味だ。
以上。