映画「ひつじ探偵団」感想

羊とか山羊とか牛とか好きなので観てみた。

ほのぼの牧場ストーリーを期待すると驚くかもしれない。

すべての羊がCGで描かれている。止まっているとかなりリアルに見える。動くと少し気持ち悪いが。それでも観ていると可愛く見えてくるから不思議だ。きっと擬人化に慣れて受け入れてしまうんだろう。

羊たちの推理や捜査は人間のものとは少しズレててユーモラスで可愛らしかったし、結末はしんみりとして羊たちと羊飼いとの愛や絆を感じさせる心温まるものだった。しかし、事件の真相はドロドロの陰謀で、よくよく考えると悲惨な事件だったと思う。

群れから離れて暮らす黒羊セバスチャンが格好良い。彼の生き様、哲学にしびれるね。

 

以上。

小説感想「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」

現代日本から終戦間際にタイムスリップした少女が特攻隊員と出会い恋をする物語。本作は数年前に映画化し、続編も近日中に公開予定。主題歌を福山雅治が歌っていたので知っていたが、読み放題対象になっていたので、今更ながら読んでみた。

 

【全体感想】

非常に読みやすい。若年層が歴史や戦争に触れるきっかけとしては良い。主人公が14歳女性なので同世代であれば感情移入もしやすいかもしれない。

恋愛要素はあまり好きになれない。ベタな王子様だった。生まれ変わりが示唆されるのも、別れの切なさを薄めてしまっていて、安っぽい印象になった。

結局読み始めの予想を超えることはなく、悲惨な体験をすることで改心するという、ありきたりな結末となってしまった。お前の怒りはそんなもんじゃなかったはずだ、百合!

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