「HGUC 1/144 量産型ザク」は2003年に販売開始され、恐らく私はその当時に購入していたので、約21年間も塗装されることなく保管されていたことになる。
なお、2021年に販売された「HGUC 1/144 ザクII」はリメイク版となっていて、細かいデザインや可動域が違っている。
仮組み
元々組んであったものをバラしていく。パーツオープナーを使うとバラしやすい。当時はゲート処理の知識が無いので、所々引き千切られて抉れている。今回は盛らずに塗装で誤魔化すことにした。
後ハメ加工
今回はやらなかった。
頭部の継ぎ目はそういうデザインだと割り切る。
合わせ目消し
関節部は後ハメ加工をしないので、先に塗装しておく。塗装後に干渉して塗装が剥がれないように、パーツを少し削っておく。
スジボリ
腕を少し彫っておく。円の部分は浅いので塗料で埋まってしまいそうだ。
説明書を読むと、ブーツの側面と足の甲の境目に彫り込みをしてある。黒い三連星専用ザクでもパーツが分かれていたので、同じように分けたほうがよりリアルになるだろう。私はやらなかったが。
塗料
・頭部、腕部、脚部等
イエローグリーン60
ホワイト40
ニュートラルグレー20
説明書通りだとまだ彩度が高い。ニュートラルグレーを混ぜてみたが失敗だったと思う。恐らく白をもっと増やせば良かったはずだ。
・胴体
グリーン80
ホワイト10
ブラック10
説明書通り。首回りは頭部と同じ色にするべきだが、塗り分けが面倒なのでやめた。
・胸部、クツ等
ブラック90
ホワイト10
説明書通り。
スパイクアーマーやスカート、脚部の内側にも塗ると見た目が引き締まる。
・関節部、武器等
ブラック60
ホワイト40
説明書通り。
塗装
薄緑が透けやすいので3回くらい重ね塗りする。
関節部に他の色が付かないようにマスキングをしておく。
スミ入れ
黒を腕部の溝と動力パイプの継ぎ目に流し込む。
仕上げ
今回はつや消しスプレーを使った。
完成
黒い三連星専用ザクと比較して、各パーツの分割のやり方が違うのが分かる。量産型ザクの方がシンプルで、素体だけを見ても部品点数が少ない。
以上。