「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」は2001年に販売開始されたHGシリーズの初期製品。私が2011年に購入した当時は467円と非常に安価だった。その上、内容もシンプルで初心者にもってこいのキットである。
仮組み
元々組んであったのでパーツオープナーでバラす。パーツ自体は少ないので塗装プランは簡単に立てられるはずだ。
パッケージでは白く描かれている部分が空色になっている。購入当時とてもがっかりしたことを覚えている。
後ハメ加工
頭部と胴体を加工できる。
頭部はクリアパーツを後から組めるようにバラバラにカットする。
胴体はピンをカットすれば、胸部の下から挿入できる。スコスコ抜け落ちるようになるが、気になるようなら接着剤で固定すれば良い。
合わせ目消し
胸部、腕部、脚部でやる。
このキットでは組み立て後でも関節部の取り外しができる。PE樹脂だけを忘れずに接着すれば良い。
スジボリ
ふとももとふくらはぎ、それと塗り分けが必要な部分の境目もやる。
塗料
・本体等
ホワイト90
ブルーグレー10
説明書通りに作ると彩度が高い水色になったので、手持ちでそれらしい色を適当に選択した。
・胸部等
シャインレッド60
モンザレッド30
オレンジイエロー10
説明書ではオレンジを使うようだが、買い忘れたのでオレンジイエローで代用した。それほど印象が変わるわけではないので気にしない。
・胸部インテーク等
イエロー95
オレンジイエロー5
・関節部、武器等
ニュートラルグレー70
ミッドナイトブルー20
ネイビーブルー10
実際はこんなに混ぜなくても、適当にダークグレーを作れば良いと思う。
・頭部クリアパーツ裏
シルバー100
キラキラになるのでオススメ。
・ビーム
蛍光ピンク100
水性ホビーカラーの蛍光色は2024年2月に発売予定とのこと。
塗装
関節部カラーから。背中と足首は塗り分けが必要になる。肩、腰、靴の内側もこの色を塗っておくと良い。
白や赤は透けやすいので4回くらい重ね塗りをした方が良い。
スミ入れ
スジボリした部分に流し込んで拭き取るだけ。
仕上げ
今回はつや消しスプレーを使った。
完成
シンプルだからこそ、完成後の存在感の違いに気付くはずだ。
以上。