ソイプロテインを飲み始めて1ヶ月

1ヶ月程前からソイプロテインを飲み始めた。

 

タンパク質不足

日本人が1日に必要なタンパク質は体重1kgあたり1gと言われている。つまり、体重60kgの人に必要なタンパク質は1日60gとなる。

タンパク質は1回の食事でまとめて摂取するのではなく、3回の食事に少しずつ分けて摂取するのが良いとされている。これは、一度に消化できるタンパク質の量に限界があるからだ。

ただ、1回の食事で20gのタンパク質を摂取するにはどうすれば良いのだろう。夜は肉料理や魚料理をお腹いっぱい食べていれば余裕で20gを超えるが、朝はそうもいかない。確かに、卵料理や納豆にパンやご飯を付けて、牛乳や味噌汁を飲めば、十分に20gに到達できるが、朝は忙しいという人も多い。

そこでプロテインを1杯飲めば手軽に20gのタンパク質を摂取できる。

 

ソイプロテインを飲む

プロテインには大きく分けて3種類ある。

よく見かけるのがホエイプロテイン。牛乳由来のタンパク質を使用している。そのため乳糖が含まれていて、牛乳でお腹を壊しやすい人には注意が必要だ。製法によっては乳糖が少ないものもあるが、比較的価格が高くなる。

カゼインプロテインも牛乳由来だが乳糖は少ない。しかし、風味に癖があり、価格が少し上がる。

ソイプロテインはその名の通り大豆から作られる。もちろん乳糖は含まれず、その上、比較的安価だ。

私は牛乳でお腹が緩くなることがあるのでソイプロテインを選んだ。

 

選んだ商品

ザバス ソイプロテイン100 ココア味」

ザバスは薬局でもよく見かけるプロテイン。タイミング良くアマゾンでセールだったのでこれにした。

 

期待される効果

タンパク質は身体中の様々な部分に使われている。筋肉だけではなく爪や肌もタンパク質が使われているし、酵素やホルモン、抗体にも使われる。これらは毎日代謝を繰り返しているので、タンパク質が不足すれば身体に不調が起こる可能性が有る。

タンパク質は炭水化物と比較すると消化に時間が掛かる。つまり、腹持ちが良いので、間食を減らすことができるだろう。

また、タンパク質の摂取量を体重1kgあたり0.1g増やすだけで筋肉量が増えるという研究もある。飲むだけでマッチョにはならないが、筋肉不足の改善にはなるだろう。 

https://www.meiji.co.jp/milk-protein/healthy-life/article-7.html

 

飲む時間

朝食と一緒に飲んでいる。

身体は寝ている間に作られるので夜飲んだ方が良いとも言われるが、私は夜ご飯をたくさん食べるので朝に飲むことにした。

 

飲み方

説明書通り、250mlの水に28gの粉末を溶かして飲む。約20gのプロテインが含まれる。

ザバスプロテインシェイカーを使っている。冷たい水だと胃腸に負担が掛かるので、溶かした後で電子レンジで温めている。シェイカーは耐熱ではないので注意が必要だ。冬の間は600W1分20秒でちょうど良い。

 

飲みやすさ

「ココア味」

ココアにコーティングされてはいるが、オカラの風味は普通に存在している。ソイプロテイン特有の苦みもある。私は甘いものが好きなので気にならないが、ちゃんと甘い。人工甘味料の後味の悪さは感じなかった。

「ミルクティー風味」

2か月目はこれを飲んでいる。「風味」だからか、安っぽい味がする。匂いも甘ったるい。偽物のインスタントミルクティーの味だ。私の口には合わなかった。普段から濃厚なミルクティーを飲んでいるからだと思う。

 

得られた効果

正直言うと特にない。体重も肌の質も変わったようには思えない。1か月程度では大して変わらないものだろう。昼までお腹が減らなくなったのは良かった。

 

問題点

残念ながら不調はすぐに表れる。

私の場合は最初の2週間くらいお腹が張った。急にタンパク質の摂取量が増えたからだろうか。消化吸収し切れない分は腸に負担を掛ける。最初は少しずつ飲んで身体を慣れさせた方が良かったようだ。

 

イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た効果を持つとされるが、1,000から10,000分の1の効果しかない。それでも女性はもちろん男性にも多少の効果があるらしい。

 

人工甘味料

アスパルテームは分解されるとメタノールを生成するが、ごく微量なので問題ない。

https://76-29.com/blog/diet/1508/

 

まとめ

1ヶ月間、タンパク質不足を補うためにプロテインを朝食と一緒に飲んだが、昼食までにお腹が空くことがなくなった。

 

以上。