レゲトン6415

今朝は通勤時間にレゲトンを聴いていた。

spotifyは素晴らしい。世界各国の古い曲から最新曲まで聴き放題だ。何でも聴けるから何でも挑戦している。元々スペイン語の響きに惹かれていた私が2017年頃にレゲトンと出会うのは必然だった。

朝からレゲトンなんて聴いてられない、なんていう書き込みを見かけたこともある。確かに歌詞は下品で歌声もいかついおっさんばっかりだ。それでも私は金曜の疲れの残る朝にこそレゲトンを聴きたい。レゲトンはシンプルで分かり易くてゆったりしてて繰り返しが多い。だから頭への刺激が少なくて疲れないし、リズムに乗っていると段々と元気が出てくる。

今朝はUna Vaina Loca/Fuego feat. El Potro Alvarezが流れてきた。繰り返されるピアノによるコードバッキング。どこかで聴いたようなコード進行感だった。もしかしてと思い調べてみれば、A#m-F#-C#-G#というコード進行で、C#メジャーキーにおける6415進行だった。

このコード進行は洋楽では定番らしい。同じレゲトンで2017年に流行りに流行ったDespacito/Luis Fonsi feat. Daddy Yankeeもそうだし、私の好きな21 Guns/Green Dayもロックバラードだが同じコード進行だし、ONE OK ROCKのバンドスコアでもいくつか見かけたし、私のような疎い人間でもこれだけの例が出せるほど、ポピュラーミュージックでは定番中の定番なのだろう。

 

コード進行はコード単体ではなく、コードの流れを感じ取って聴き取るのだ、というのをどこがで読んだ。私はド素人なのでよく分かっていなかったが、今朝初めてその意味を理解して実感した。こんな簡単なコード進行でも感じ取れたことに感動した。

 

また少し音楽が楽しくなった。好きになった。

 

以上。