【楽曲分析】Holiday/Green Day

音楽素人が楽曲分析をしていく。

 

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楽曲情報

タイトル:Holiday

アーティスト:Green Day

BPM:146

key:A♭ or Fm

リリース:2004年

 

楽曲構成

セクションの合間に1小節挟んだり、最後の盛り上がりで小節を増やしたりと、不規則な部分を付け加えることで、シンプルな楽曲にも揺らぎや余韻が感じられるようになっている。

 

intro1:8小節

intro2:4小節

A1:16小節(8+8)

B1:9小節(8+1)

interlude:4小節

A2:16小節(8+8)

B2:9小節(8+1)

C:8小節(4+4)

D:10小節(4+4+2)

E:8小節(4+4)

F:20小節(4x4+4)

B3:8小節

B4:11小節(8+3)

outro:8小節+α

 

コード進行

同じコード進行でもコードチェンジの頻度がAでは1小節に2回、Bでは1小節に1回になる。コードフォームもAでは高音を一部省略し、Bでは完全にパワーコードになる。これにより軽快なAとシリアスなBの対比が生まれている。

 

intro

|Fm D♭|A♭ E♭|Fm D♭|A♭ E♭|

 

A

|Fm D♭|A♭ E♭|

|Fm D♭|A♭ C|

 


B

|Fm D♭ A♭ E♭|

|Fm D♭ A♭ C|

 

interlude

|Fm D♭|A♭ E♭|

 

メロディ

メロディの音域はF3からF4までで、J-POPと比較すると狭く感じられる。さらに、ほとんどがC4からF4までの範囲で歌われているし、高い音から低い音へゆっくりと下がっていくメロディラインであるため、歌唱難易度は低いだろう。

コードトーンがメインでリズムはシャッフルビートなだけで4分音符が多く使われていて単純だ。

セクションB(サビ)の終盤で盛り上がる部分だけA♭メジャーキーには無いE音が歌われている。ここだけハーモニックマイナースケールが使われているということになるが、これにより強い印象とともに締めへのスムーズな流れができている。

 

まとめ

Green Dayはシンプルさが売りだろう。シンプルなものであっても絶妙なアクセントを加えることでカッコいい曲になる。あとはメッセージ性の強さが売れた理由だろうか。

 

以上。