2年前の今日2020年6月20日から毎日プロセカにログインしてきたらしい。こんなにも長い間プレイしてきたゲームは人生で初めてなので自分でも非常に驚いている。大抵のことは1か月で飽きてしまう私にとっては非常に珍しいことだ。
ただし、実際はそれなりに飽きてはいる。最初はスタミナ(無料プレイ権)が時間回復するたびに5回ずつプレイしていたので、1日あたり15回はプレイしていたはずだ。イベントの獲得ポイントによるランキングも毎回10万位以内に入賞できるようにしていた。それが最近では1日4,5回しかプレイしていない。1日1回プレイできるチャレンジライブしかプレイしない日もある。
それでもなぜプレイを続けているのか。
ひとつ目は昼休憩の暇潰し。休憩1時間のうち15分くらいはプレイする。
ふたつ目はストーリーが気になるから。ストーリーを開放するためには何回かプレイしてポイントを溜める必要がある。
3つ目は毎日ログインしているから。そんな理由ならやめてしまえという意見はごもっともだと思う。
私がプロセカを始めた当初はリズムゲームに対して苦手意識があった。全然ルールは違うが、太鼓の達人やスクフェスをプレイしたことがあるのだが、最低難易度ですらフルコンボがほとんどできていなかった。
それが今では難易度EXPERTの楽曲Lv.26でもフルコンボでクリアできるようになった。つまり普通の人と同じくらいにはなれたということだ。何年も生きてきたのに今さらだが、毎日少しずつ練習すれば並にはなれるのだと実感できたのは良かった。挑戦への恐れが弱まっていくのが分かった。
しかし最近はあまり技能の進歩を感じていない。ある程度成長すると頭打ちになって、次の段階に進むには今までと同じ量の努力が必要になる、というような話を聞いたことがあるが、そういうことなのかもしれない。
プロセカはリズムゲームもシンプルで遊びやすくて面白いのだが、ストーリーがよくできていて面白い。急ピッチで作っているためか、同じようなテーマが続いたり、過去のストーリーとの矛盾が生じたりと、確かに粗が見えることもある。それでも、等身大の少年少女がぶつかり合いながら成長して目標に向かって突き進んでいく姿は、ワクワクするし勇気を貰える。
それにシチュエーションや心理描写が細かいので、きっと誰でも登場人物のひとりくらいは共感できる部分があるはず。自分も同じような悩みがあるなとか、同じような挫折を経験したことがあるなとか。そういう部分が若者にもウケている理由なのではないかと思う。
ボカロ人気を再燃させたのはプロセカだろう。古い人間である私にはニコニコ動画のVOCALOIDタグが付いた動画の件数を調べるという方法しか思いつかないが、ここ数年は全盛期と呼ばれていた時期を超える件数の動画が投稿されている。
2007年:7,786件
2008年:22,964件
2009年:27,907件
2010年:40,803件
2011年:49,000件
2012年:59,229件
2013年:55,686件
2014年:48,393件
2015年:44,016件
2016年:37,776件
2017年:34,932件
2018年:36,609件
2019年:37,206件
2020年:45,963件
2021年:56,919件
2022年:69,673件
2023年:35,869件
今年はついに7万件を超えるかもしれない。プロセカが楽曲コンテストを開催することによってクリエーター活動が活発になっているのだろう。2万円未満で初音ミクのソフトを購入できるし、DAWや音源まで付いてくる。気軽に憧れに近付けるのだから素晴らしい時代だ。
プロセカは肉声と合成音声が一緒に歌っているというところも良い。確かに私の知る限り、みきとPやピノキオピーも挑戦しているが、公式でやっていることに意味がある。それぞれ独立していた現実と空想が混ざり合って新しい世界観を生み出している。
なんだかよく分からなくなってきたのでこれでおわり。
おそらく3年目もプレイしていると思います。
以上。