アニメ感想「モブサイコ100 Ⅰ&Ⅱ&Ⅲ」

モブサイコ100は2期の3話くらいまでは観た記憶があった。原作はマンガワンで最後まで読んでいた。当時は適当に観ていたが今改めて観るとかなり気合の入ったとても良いアニメだったことに気が付いた。

 

好きなところ

 

霊幻師匠

自称霊能者でどんなに怪しまれても口八丁手八丁で依頼をなんとかこなしているのが笑える。モブにはその口の上手さでもっともらしいアドバイスをするが、霊幻自身はそれほど立派な人間ではないのが良い。それでもどんなに強大な敵を相手にしていたとしてもモブのことは全力で守ろうとするところが良い。

 

モブ

超強力な超能力を持っているのに、それを使わずに問題を解決しようとするところが良い。綺麗事ばかり並べて相手を説得しようとするが、結局モブの生き様にみんな感化されているところが良い。普段は無表情のくせに内側には熱い闘志がある。

 

ストーリー展開

全ての事柄が繋がっている。依頼報酬のタネですら無駄にならない。

主人公のモブだけではなく、それぞれが影響し合って人間的に成長していく。

 

登場人物

みんな個性的。奇抜なのではなく個性的。ちゃんと芯があって生きているように感じられた。

 

物足りなさ

あえてすべてを描いていないところが良い。想像の余地が生まれる。観終わった後にもっと観たかったと思わせられた。もっとみんなのやり取りが観たかった。

 

作画

シンプルデザインだが、手書き風のヨレヨレの線画は逆に難しいのではないかと思う。アクションシーンは滅茶苦茶凝っていてグリグリ動きまくって大迫力で劇場版のよう。

 

 

書き足りないけど一旦終わりにする。

 

以上。